脅されてもがんばれない!?

受験生を抱える家の夏休みは、いろいろと大変です。

だらーっとしている子どもの姿を見ると、つい、

「今がんばっておかないと、知らないよ! あとで後悔しても、知らないよ!」

などと言ってしまいます。

 

これは、確かに、親心でもあり、先輩としてアドバイスしているつもりかもしれません。

 

しかし、子どもにとっては「脅し」です。

本人も、そんなことはわかっているでしょう。

 

脅されたからといって、「やる気」が出るものでもありません。

がんばるきっかけにはなっても、目的としての魅力はありません。

 

同じことを「希望」として語ることもできるのに、どうして、そんな言い方になってしまうのでしょう?!

 

ひょっとすると、自分の人生や仕事でも、同じ見方をしているのではないでしょうか。

 

「危機感という名の脅し」も結構あります。

 

同じことを、「脅し」ではなく、「希望」や「可能性」として語れるようになりたいものです。